紫斑病性腎炎の予後

予後とは手術や病気、創傷の回復時期やその見込みを意味する医学用語です。尿たんぱくが少ない場合予後は良好です。また小児でかかった場合も予後良好です。まれに再発することがありますが多くの場合数ヶ月~数年で症状が見られなくなります。

紫斑病性腎炎の回復時期とその指標についても書いていきます。

回復時期はまちまちです。入院して休息をしっかり取ればあっという間に治る人がいれば数年かかる人もいます

私の場合は6年強かかりました。これはけっこう長かったです。中高一貫校に通っていたのですが病気のまま入学し、病気が治らないまま卒業したわけですから。

今では症状がないのでわりと客観的に当時を振り返ることができますがその時はやっぱりどこか不安な気持ちがずっとありました。「将来人工透析になったらどうしよう」とか「完治する日は来るのだろうか」など。数値も数ヶ月の単位で変わってくるのでまどろっこしかったです。

見込みについてですがこの病気が良くなっているかどうかの指標ははっきりしています。朝一の尿に尿潜血と尿たんぱくがどれくらい入っているかです

病気でない人でも疲れていたりかぜをひいたりすると試験紙で±や+1くらいは出るでしょう。しかしそれが日常的に起こるとそれはやはり腎臓に何らかの異常があるということになります。

値が正常になるまでひたすら安静にしなければならない、それがこの病気です。


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