紫斑病性腎炎は高校生になり落ち着いてきた

私の病歴をまとめたシリーズです。はじめからお読みになりたい方は「紫斑病腎炎になったきっかけ」からどうぞ。

(前回の続き)

中学時代は尿たんぱくも+3が続いたりと状況はよくありませんでしたが反面どうすれば数値が悪くなるのかも経験的にわかってきました。私の場合はかぜがすべての原因となっていることに気づいたのです。

そうなるとやることは簡単です。かぜをひかなければいいんです。薬が嫌いだったためたとえ体調が悪くても症状が悪くなるまで我慢していましたがやめました。

早い段階で葛根湯を飲んでかぜを押さえ込みます。それでもだめならすぐ市販の風邪薬を飲むように心がけました。

それでも冬になるとかぜをひいてしまうことはありましたが徐々にかぜをひく間隔が開いてきました。それにより尿たんぱくも+2をキープできるように。+1だったこともあります。

家でやる尿検査キットでは違いは分かりませんがゆっくりと腎臓が回復傾向もしくは小康状態を保っているのが実感としてなんとなくありました。またむくんで太っていましたが体重もゆっくりと落ちてきました

しかし懸念としては大学受験をどう乗り切るかでした。無理をすればまたかぜをひき腎臓はもとの状態に戻ってしまいます。しかし体を労わってばかりでは浪人となりストレスから体を悪くしそうな予感がありました。つまりバランスをとるのが難しかったわけです。

次は⇒大学受験をなんとか乗り越えた思い出