紫斑病性腎炎に腎生検は必要なのだろうか、お医者さんに勧められたもののちょっと不安な方に。
腎生検をするかどうかって１日に１グラム以上のタンパクが出ているかで決まると思っています。もちろん１グラムを超える場合は医師の言う通り迅速に腎生検をした方がいいかと思います。
問題はそれ以下の場合ですね、私がそうでした。そこまでタンパクは出ていない、でも無視できない量のタンパクが出ている、この場合結構悩むと思います。
腎生検をすると今後腎臓がどうなっていくかだいたいの検討がつきます。特に小児の場合、成人した後も腎臓病として継続して症状が悪いままなのか、成人したら回復するのか気になるところです。そういったおおよその予測が腎生検をすれば分かると担当の医師に言われました。
私は大学病院に行っていたので小児科と内科の見解が違ったのではないかと思います。私は結局腎生検をせずに回復することができました。かかっていたのが小児科で担当の先生もそこまでは腎生検を勧めてこなかったです。
結局小児でこの病気にかかった場合大人になるまでに治ってしまうケースがかなり多いんですね。それを分かっていたのでそこまで腎生検をしなくてもいいのではないかと担当の先生は考えていたのではないかと思います。
腎生検はやはり体を傷つけるものですしある程度体に負担がかかります。腎生検以外にこれといって直接腎臓の状態が分かる診断法はないので受ければ安心すると思います。しかしできれば受けない方がいいのではないかと個人的には思っています。
⇒紫斑病性腎炎を治すために大事だと思うこと
⇒紫斑病性腎炎の治療法
