紫斑病性腎炎のつらさをここでは書いていきたいと思います。
この病気は特に自覚症状があるわけではありません。どこかが痛むとか気持ち悪いとかいうことはないんですね。もしあるならば相当症状が重いと思われます。腎臓に痛みを感じるなどあれば即入院になるでしょう。
腎臓は一度ダメージを負ってしまうと回復に時間がかかるため完治には時間がかかります。早期の段階でしっかり入院すれば完治は早いでしょうが中には私のように年単位で闘病を強いられることがあります。
うっすら感じるのは体のむくみだったり疲れやすさだったりします。でもそれも慣れてしまっているためあまりつらいとは思いません。
むしろつらいのは病気の回復傾向が見えづらいことです。1週間経っても1か月経っても尿たんぱくの値は改善しない。改善したと思ったらまた悪くなっている、その繰り返しです。
病気がよくなっていっているという自覚があればがんばれますがそれが分からない以上長期戦では心理的にかなり消耗していきます。これがこの病気のつらさです。
いつ治るか分からない暗闇、治らないと最悪人工透析になってしまうという不安。そういったものが本人だけでなく家族にまで伝搬してしまうのです。
この病気を治す一番の近道は生活習慣をきちんと見直すことです。特効薬などありません。まずは食べているもの、睡眠から見直してはどうでしょうか?ここを少しでも改善することによって数か月という時間で積み重なるものは相当なものになります。
今日をばかにしないことです。おそろかにしないことです。塩分や加工品は極力避け夜は十分な睡眠を取るようにしましょう。またどうすれば生活習慣を変えられるか考えてみて下さい。
私の場合では夜遅くまで点いているテレビは睡眠時間を削っていきました。父が見ていたため文句は言えませんでしたが自分もそれにつられて見ていたのはよくなかったと反省しています。
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