紫斑病性腎炎を抱えたまま大学受験をなんとか乗り越えた

私の病歴をまとめたシリーズです。はじめからお読みになりたい方は「紫斑病腎炎になったきっかけ」からどうぞ。

(前回の続き)

高校生になり紫斑病性腎炎の症状もだいぶ落ち着いてきましたが数年先には大きな関門が待っていました。それは大学受験です。

受験勉強で無理をすると尿たんぱくが増えるのではないか、ストレスで体に異常が出るのではないか、浪人になったらどうしようという不安がありました。

直前期に無理はできないため高1の頃から予備校に行きはじめました。アドバンテージを作るためです。高1の時点ではそれなりに得意科目は点数を取れていたのでこの作戦はよかったです。得意科目は得意科目のまま受験を迎えられました。

しかし学年が上がるにつれ他の科目も勉強しなければならなくなりました。これがきつかったですね。とくに高3はやることが一気に増えるだけなく模試では浪人生が混じってくるのでおのずと偏差値が下がってきました。

現役生は最後の踏ん張りが大きな伸びにつながると言われていますが直前の追い込みはあまりできませんでした。体第一で睡眠時間を極端に減らすとかはしなかったですね。いやできなかったというべきでしょうか。結構寝るときはたくさん寝ていましたし。

結果年末までの模試でだいたい受かりそうな所が無難に受かりました。第一志望ではなかったですが浪人する気はありませんでした。まあなんとか大学受験を乗り越えたってことですね。

反省はいろいろありますが苦手科目をおろそかにしたことが原因ですね。とりあえず浪人しなくて済んでほっとしていたのを覚えています。

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