紫斑病性腎炎の治療法(小児と成人)

紫斑病性腎炎の治療法ですが尿たんぱくが1g以下ではこれといって特別な方法はありません。1g以上だと早急に手を打つ必要があるので薬を投与することになります。専門的なことは参考のページを見てほしいです。

あとは個人でやれることですがこの病気は自然に回復していく場合が多いため経過を観察するだけであとはたんぱくの量によって運動制限をしたり早寝早起きなど生活習慣を改善していくしかありません

しかし小児と成人では状況が異なります。大人では仕事の都合などどうしても無理を強いられます。それぞれの状況でできることを私の体験から書いてみたいと思います。なお、医学的な根拠はありません。参考程度にしておいてください。

私は中高時代にこの病気にかかりましたが学校の体育の授業ではマラソンやラグビーなど激しい運動は見学していました。私の場合はたんぱくが最大で試験紙で+3くらいだったのでやはり激しい運動は控えて当然だったと思います。

①基本的にはじっくりと体全体の調子を整える。②その結果腎臓も良くなっていくという流れになっています。1日2日で改善することはありませんでした。それだけにつらいのですが。

私の治療法で効果があったのはかぜをひかないように注意したことです。かぜをひかずに日々安静にしていると長いスパンで見たときにゆっくりと数値がよくなってきます。かぜをひかないことが①につながるのですね。

あとは食事をなるべく自然なものを多く採ることですね。塩分が多いインスタントやファーストフードはあまりよくないと思います。

自覚症状がない上に数値もすぐ改善しなかったのでかなり悶々とした記憶があります。特に10代のころは無理をしたがるので治りも遅くなってしまいました。もっと自己管理をしっかりしていればよかったと思います。

安静にしていることが一番重要なため大人に比べて子供の方が融通が利くと思います。私も1週間の入院をしましたが成人した後では難しかったでしょう。

つまり

小児の場合は「なるべく早いうちにしっかり安静にして過ごす、勉強の遅れは後から取り返すつもりで」

成人の場合は「休める時間が少ないので日々の生活をしっかり見直す。体を休めるのが第一なので仕事以外は余計なことをしない」

となります。


紫斑病性腎炎の基礎知識

私の病歴

紫斑病性腎炎の治療法